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八日目の蝉

2011 日

 

角田光代の原作を映画化。

この人全然読んだことなくて。

この作品が誘拐された子供の話なので

いわゆる売れ筋ミステリー作家かなと勝手に思っていた。


ところが内容はそうでもなかった。

小豆島の観光PR映画、ではないけど(笑)
ロードムービー的なところもあって、

そこもなかなか魅力だし

メインのストーリーには思わず涙。

なるほどいい作品ですね。


あと個人的に、俳優についていろいろな発見があった。


まず井上真央

この映画見るまで名前以外ほとんど知らず、なんとなく

演技力というより美貌とプロモーションで勝負、

というタイプかと勝手に思っていた。

 

でもwikiによると杉村春子を尊敬しているらしい。
最近の若手女優でそんな人はなかなかいないような。

演技に真面目なんですね。

バラエティーも出ないらしいし少し注目しようと思いました。

と、書いておいてなんですが、本作の演技はまあまあかなぁ。

悪いとは思わないですが他の主役級には見劣りしたかも。

 

余談ながら杉村さんは「東京物語」の長女の印象が強いです。

あとは「秋刀魚の味」の先生の娘。

 

次に小池栄子

イメージはグラビアアイドルだったんだけど、

ん、すごいなんというか独特な、これこの人の素なんですか?

この何とも言えない軽さとしかしそれが嫌ではない感じ。

素人っぽい感もあるが、そうでもない気もするし、
あまり見たことがない。

あとは卑屈な感じもありますね。
これは設定を明かされてからは納得。

良く演じてると思います。

意外な掘り出し物でした。

結構褒められて賞取ってる井上真央の演技より良かったと思うくらい。


何より一番よかったのは永作博美ですね。
この人はなかなかの実力派。さすが。

そのわりに行数が少ないけどまあ貫禄ということで。


それから写真屋の主人の田中泯

彼どこかで見たと思ったら

やっぱりたそがれ清兵衛の剣豪役じゃないですか。
珍しく正解。独特のオーラあります。

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