ミスターベースボール

 

1992 米

 

ピークを過ぎた大物大リーガー、

ジャックが不本意ながら中日ドラゴンズにやってきた。

我儘な彼は、根性重視の管理野球をする監督内山(高倉健)と対立する。

 

当初は大活躍のジャックだったが、

ガイジン対策のシュート攻めにより大スランプ。

 

徐々に監督の助言・考え方や日本文化を受け入れ、欠点を克服。

彼の復活によってチームは優勝、めでたしめでたし。

 

筋としてはこういうお話ですが、

そうめんのすすり方など定番のカルチャーギャップや、

明らかに星野監督がモデルと思われる内山監督のベンチでの暴れぶり、

今となっては懐かしいナゴヤ球場のスタンドなど楽しく見れます。

 

通訳役の塩谷俊さんは昨年亡くなられたようですが、

彼のコミカルな演技もとても楽しいです。

 

野球ファン、特に中日ファンにはお勧め。

 

また、高倉健が珍しくスポーツものに出演。

他では見られない貴重な姿であるとともに、

得意の英語を生かすシーンが作中にも少し登場します。

 

合掌。

 

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