1968 日
有名シリーズだがシリーズ初見。
昭和22年の闇市が舞台。
復員兵の勝治(高倉健)は女を襲う米兵を殴ったため
北海道の米軍刑務所に送られる。
4か月後帰って来た勝治は
闇市を仕切る石津と華僑連合の中でのし上がるも、
彼らの汚いやり方に身内を殺され、怒りの炎を燃やすのだった。
高倉健が中盤では喧嘩っ早く軽いので意外なキャラでした。
華僑のボス役の金子信雄はカタコト演技もうまく、存在感あるなあ。
闇市の雰囲気やざわついた感じは当時を忍ばせなかなか貴重。
「網走番外地」はアクションが多く、西部劇チックな要素もある一方、
本作はじめ「新網走番外地」は任侠路線でだいぶタイプが違うとか。