ホビット 決戦のゆくえ

2014 米

 

ロード・オブ・ザ・リングの前日譚である

ホビット三部作の完結編。

 

前作「ホビット 竜に奪われた王国」を見てから時が経過し、

内容を忘れていたのであらすじをチェックしてから鑑賞。。

 

前作ラストで竜に挑むも歯が立たず、徒に怒らせてしまったドワーフ一行。

そのとばっちりで湖の街が竜に襲われるところからスタート。

 

街がなすすべなく炎に包まれる中、バルドが矢を放って竜は絶命。

火も吐けるしあまりに無敵すぎたので死んでもらわないと話が進まないか。

 

焼け出された街の人々は

以前住んでた城に避難しドワーフに竜が持ってた財宝の分け前をくれというが、

金の魔力?に取りつかれたトーリンはそれを拒否。

エルフの至宝引き渡しも拒否。

仲間も疑い利己主義に走りまくりで変貌ぶりにちょっと違和感。

 

自分たちが竜を刺激してしまったために

街が崩壊したことへの罪悪感は全くなしだがまあいいのか。

 

トーリンが延々強硬にケチるため

ドワーフVSエルフ・人間で戦いになりそうなところへ

魔の軍勢到着。

ここは奴らを倒さねばと一大決戦へ。

 

戦い終わり、ビルボはホビット庄へ帰還。

 

原作「ホビットの冒険」は

小学生の時読んだはずだけど全く覚えてませんでした。

 

元々この本はさほどの大作ではないので、指輪物語の追補版の内容や、

原作では出てこない登場人物、

指輪物語に繋がるエピソードなどを盛り込んで3部作になったのだとか。

 

まあ細かいことを言えばきりがないんだろうけど、

これだけ派手なファンタジー大作で結構楽しめるので万人にお勧めだと思います。

 

個人的にはロード・オブ・ザ・リングの主人公のフロドは

ストーリー的に苦悩が多く暗いイメージだった一方、

(そういう話なので、指輪にとらわれ

忠実な従者のサムと仲たがいしたりしても仕方ないのだが)

 

本シリーズのビルボはわかりやすいキャラで気楽に見れて良かった。

 

そういえばガンダルフってなんでずっと生きてるんだろう、と思ったら

人間じゃないって設定なんですね。

 

全然把握してなかった。今更・・・

 

※通常版発売後しばらく後に、

未公開シーンを収録した

エクステンデット・エディションを出すのが恒例のようです。

万一DVD・ブルーレイを購入される方はご注意ください。