恋の渦
2013 日
原作は舞台劇。
口コミでどんどん拡大上映されDVDまで発売されたということで鑑賞。
アパレル店員のトモコと同棲するフリーターのコウジ。
彼女のいない友人オサムのため、
トモコの同僚ユウコを紹介するため合コンを企画する。
ユウコはアイドルに似てるとのことで、期待は最高潮のなか現れたのは・・・
トモコの同僚カオリ、コウジの友人ユウタ、
ユウタの幼馴染タカシ、コウジの弟ナオキ、ナオキの彼女サトミ。
この9人が4つの部屋で繰り広げる生身の応酬、裏と表。
コウジ:ほんとは超狭量なのに、
外面は良く見せちゃうってのはあるあるではある。
しかしあんだけ「俺の部屋だぞ」と偉そうにしといて・・・
ユウタと揉める脳筋的な流れはいかにも予想通り
トモコ:依存症女。こういう人は一番怖いような気がしていた。
なんせ理屈が通じないから。刺されそう。
とか思っていたらまさかの結末。
オサム:チャラ男軍団の中少しはましな感じかと思いきや、
そんなこともなかった(笑)
虚勢を張るのがあまりに無意味すぎるのだが、
自己所有を確認し安心したくなるということか。
ユウコ:下品ネタ好き。他と比べればさほどひどいキャラでもないが、
「勝手なこと言う彼氏なんかブッ飛ばす」
などと言いながらオサムには従ってしまう
まあ人間こういうものなのか、不細工を自覚する弱みか。
カオリ:美人を自覚しそれを利用する女。
超利己的で男共はおろか同僚二人も友人とは思っていない。
性にも奔放。いわゆるビッチか。
ユウタ:はいはい、めんどくさいんだよ、的なオーラを出すデリヘル好き。
クールな振りをして興味は性欲だけだったかという人物。
タカシ:能天気な天然キャラでかなりウザいものの裏表はない。
地元に帰ればわりと幸せに暮らせそうな感じ。
ナオキ:人生も女関係も要領よく立ち回ってるつもりのいけ好かない奴。
ばれなきゃ浮気じゃない、全て俺様の手の内で回っているんだよ、
という彼だが現実は・・・
サトミ:ナオキの不貞を疑いながらも健気に寄り添う彼女。
合コンでは一同のチャラいノリについていけず、
などと思わせておいて実は・・・
豪胆な作戦により裏をかき、手玉に取ることに成功
痛いシーンも多いので好き嫌いが分かれると思う。