セッション
2014 米
ドラムで名を残したいと望む、一流音大生ニーマン。
ある日、看板講師フレッチャーの目に留まってバンド入りを許され、
発奮するニーマンは彼女とも別れて練習に打ち込む。
叩きすぎで出血した部分に二重に絆創膏を張るも、
さらに血が流れるというのは序の口。
傑出した歴史に残る音楽家を生み出すため
スパルタの限りを尽くすフレッチャー。
そんな姿勢に最初は驚いたが、目指すものは共通していたニーマン。
次第に常軌を逸したレベルに入り込んでいき・・・
人物劇なのでカテゴリーは「ドラマ」としたいところだが、
「スリラー」「サスペンス」のほうがぴったりくる作品。
終盤、二人はある舞台で対決し、
心からの憎しみをぶつけ合い、そして共演する。
アカデミー助演男優賞、録音賞、編集賞受賞。
全編緊迫感のある映画なので少し余談。
冒頭、映画館のシーンで恒例のポップコーンが出てきた。
ケンタッキーのクリスマスバーレル的大きさのやつ。
二人なのにこの量かよ!というのはさておき、
レーズン入れてるのを初めて見た。
さすがに飽きるのか。
これはアメリカでは普通なのか。
味はまあ合うような気がする。