バーフバリ 伝説誕生

2015 印

 

インドで興行収入記録を達成したらしい話題作。

 

日本でもしばらく前に

一部でブームになっていたようだが今更鑑賞。

 

曰くありげな冒頭から、主人公バーフバリが成長し

超人ぶりを発揮して大活躍していき、なかなか楽しめる。

 

ところが、途中から回想シーンに入り、

若き父親バーフバリの活躍がメインになる。

 

そういう構成なのかぁ。

 

(子世代の)バーフバリの英雄譚のみの映画だと思っていたので結構意外だった。

ヒロインと期待していた美人、アヴァンティカの出番も

中盤以降ほとんど無かったし・・・。

(実質、映画のヒロインは過去のお母さんのようなもの)

 

このあたりで少し脱線すると、

個人的に、ミュージカル映画には少し苦手意識を持っている。

一方、インド映画につきものの歌と踊りのシーンは特に気にならない。

これはなぜなのかと今回意識したのが、

「インド映画では、歌と踊りのシーンでもストーリーが進行している」

ということだった。

 

普通のミュージカル映画の場合、歌と踊りそのものを見せたいから、

話を止めることが多い気がするんですよね。

そうすると映画を見てるのに邪魔されたような気がしてしまうというか。

まあ嫌なら見るな、という感じですが。

 

以上、何のオチもない勝手な考察でした。

 

話を戻して、ラストについては「え、ここで終わるの?」

とかなり消化不良になるため

「バーフバリ 王の凱旋」も用意して、続けての鑑賞をおススメします。