アンストッパブル

2010 米

 

2001年に北米で実際に起きた鉄道事故を基に映画化。

 

北米の鉄道会社。

リストラを進める会社方針に反発する

ベテランのフランク(デンゼル・ワシントン)。

ある日コンビを組まされたのは、コネで入って来たばかりの新人ウィル。

 

それだけでもムカつくところ、ウィルは家庭問題で心ここにあらず。

ありえないミスを連発し険悪な言い争いに。

 

そんな中、指令室から驚愕の指示が届く。

「対向する新鋭機関車(毒物満載)が無人で暴走しているので待避するように」

と言われたものの、ウィルのミスのせいで余分な連結車両を抱え、

待避線に入りきらない。

 

このままでは正面衝突、どうする・・・!?

 

暴走機関車を停めるため奮闘するフランク達を描いたアクション。

公開当初一応チェックしていたものの見る機会がなく先日テレビ放送で初見。

 

史実でも行われたらしい停止策をあざ笑うかのように弾き飛ばしていく暴走列車。

筋としては非常に単純ながら、オリジナルの人間ドラマ部分を多少加えて

娯楽映画としては十分興奮できる作品にまとまっていた。

 

「ラスト結局あの速度で車から飛び移って停めるイチかバチかなのか。だいたい足怪我したウィルにやらせるのは無理だし、(史実どおり)別の運転士の用意は?」

とかそういうことは考えずに純粋に見るのが一番楽しめると思います。