記憶にございません!

2019 日

 

三谷幸喜 脚本・監督

 

史上最悪の支持率2.3%を誇る悪徳政治家黒田総理。

 

ある日、投石に遭い、

政治家になってからの記憶をすべて失ってしまう。

 

一転、いい政治をすべく奮闘することになるのだが・・・

 

冒頭のコメディタッチはなかなか面白い。

 

政治劇はわりと好きだし、

中盤もクオリティがそれなりに持続して悪くない感じなのだが、

 

最後、愛の告白で乗り切るというのは

あまりにべたな感じ。

 

また、冒頭の伏線回収警察官のノリなど

一部の味付けは濃すぎてやや胃もたれする。

 

この人はやはりというか舞台のような展開が多く、

映画としてはくどい、わざとらしい、という感じが強い。

 

もっと自然というか、スマートなまとめ方になったらいいんだけど。

 

石田ゆり子はきれい

小池栄子は正統派秘書官としてそれなりによかったが、

 もっと違う魅力がある人だとは思う

 

フリーライター役の佐藤浩市

草刈民雄のダブルキャストかと思ってしまった。

 

結構、似てますよね・・・?