俺たちに明日はない
1967 米
1930年代、実在した強盗の映画化。
アメリカンニューシネマの先駆けとも言われる本作。
反体制的な主人公が登場するのがニューシネマかな。
当時、恐慌が続き、田舎町のウェイトレスという職はあるが、
閉塞感漂うボニー(ヒロイン)。
自分の車を盗もうとしたムショ帰りのクライドと少し話す。
銃を見せびらかすクライドだが、
ボニー「あんた、どうせ強盗なんかできないでしょ」
すぐさま向かいの店に入り強盗してくるクライド。
はしゃいで喜ぶボニー。
ここから彼らのコンビは始まったのだった・・・
最初は抑圧や鬱屈からの解放を味わう二人。
しかし銀行強盗をくり返しても満たされず、
追われるだけの日々に結局閉塞感を募らせていく。
ハチの巣にされてしまう(ネタバレ)ラストシーンは有名で印象的。
フェイ・ダナウェイがかわいかった。
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