ちはやふる 下の句

2016 日

 

公開中作品につき、ネタバレ有です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分割商法的?と思わなくもないが、

原作は長く続いており詰め込みすぎず良策を作るにはこのほうが良心的かも。

 

後編になるといよいよ全国大会だが

なぜか千早は部よりも新ばかりを気にしており、

それに関連する個人戦にしか興味がない。

 

そんな空回りの千早と部員はぎくしゃくし、勝手に出稽古にいった先

(都大会決勝で破った相手)でも千早はぼろぼろ。

 

バカにしに来たのかと遂にブチ切れたドSさんに

全国大会対策の極秘資料を託され目が覚める千早。

 

このシーンは泣けた。

まるで感情移入できない千早はどうでもいいが、

王者・大本命と呼ばれ、しかし敗れた彼ら。

 

本当に屈辱で悔しいが、

せめて負けた相手にはうちを破った代表として

恥ずかしくないところまで行ってほしい。

そうじゃないとさらに惨めになる。

それがこの体たらく・・・

 

多少違うものの似たような経験があるため非常にツボで、

下の句のハイライトと言っていいシーンだった。

 

しかしいざ本番の全国大会は消化不良。

千早が寝てる間に大会は終了し詳しい描写はなし。

 

クイーンもなかなか魅力的なキャラで松岡さんの演技も悪くないが、

メインは個人戦なんですね。もっと団体戦を見たかった。

 

続編を作るらしいが予告によれば話は進んでクイーン戦なんだろうか。

もう部活の描写は減っていくのかなと思うと残念ではある。