スターリンの葬送狂騒曲
2017 仏 英 ベルギー カナダ
1953年、スターリンが急死。
後継者は指名されていなかったため、
腹心のマレンコフらは権力を巡って策謀を巡らせるのだが・・・
ブラックコメディーということで、
目にした時にかなり期待した映画。
最初はコメディー要素が意図的に入れられていましたね。
ところが後半になるにつれ、
純粋な史実(なのではないか)という感じも強まり、
「思ったほどは面白くなかったかな」と思ってしまいました。
いや序盤のコメディータッチは少しくどい感もしていたので
バランスも大事と思うし、別に最後まで悪くはないんですよ。
期待が大きすぎたからかな・・・
「チャップリンの独裁者」みたいに、
架空の国でパロディ調にした方がもっと良かったのかもしれません。
惜しいなあという印象です。