ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱
1992 香港
今度の敵は外国人排斥を唱える白蓮教。
そこに革命家孫文や彼を敵視する役人が絡み合っていく。
高潔な武術家にして医師のウォン・フェイホン(リー・リンチェイ)。
期待通りのアクションではもはや人間業とは思えない無敵ぶりを今作も発揮。
しかし思い人のイーさんには初心で、彼女を思う弟子のフーに嫉妬したりと
人間くさいところも見せてくれる。
白蓮教祖との対決シーンは絶妙に積み上げた椅子の上で
戦うアクションが見ものでなかなか他にはないと思う。
またドニー・イェン演じる役人のボスは
布を棒のように扱う驚異の武術を駆使し、これも珍しい。
3作目は評判やや微妙のようだけど、
とりあえずこの2作は見て損はないはず。